毘沙門天(武道成就・降魔厄除・家内安全・夫婦和合)の神様
毘沙門天は、仏教四天王の一仏で多聞天とも言われ、日本では毘沙門天と呼ばれ、智恵と勇気の守り神。
もとは古代インドの神話の神であり、インドの財宝福徳を司り、ヒマラヤの北方の山中に住んでインドの北を守る善神とされています。
毘沙門天は七福神の中でただ一人、甲冑に身を包んで厳しい顔をし、右手に槍、左手に宝塔を持っています。戦いの神で、悪霊を退散させ財宝をさずけるといわれ、鎮護国家の神と信仰され福を与える神様です。
毘沙門天を信仰すると十種の福を得るとされ、その中には無尽の福・長命の福・勝軍の福・愛敬の福などがあります。
仏教に取り入れられてからは、善根を積む人々に福を授け、仏法を守護する四天王の一人として北方防備の任を担い、四天王中、最強の力を誇るとされました。