
仏教の天部に属する大黒天は、インドのシヴァ神と日本の大国主命の神仏習合の農業神です。
頭に頭巾、体に狩衣をまとい、左肩に袋、右手に福槌、米俵の上に立ち、短躯、肥満、福耳といわれる大きな耳が特色。米俵に座る姿もある。
大黒さまの頭につけた頭巾は「上を見ない」という謙虚さを。また二つの米俵は「二表で満足をする」という、欲を張らない清廉な心を示しているといいます。
また、打ち出の小槌の「槌」は「土」、すなわち米をはじめとした、様々なものを生み出す「大地」を意味するのだと言われています。
印度の神様で仏教の守護神ですが、日本では有福・福徳を示し商売繁盛の守り神として有名です。






