曼陀羅の山―七福神の散歩道

曼陀羅の山―七福神の散歩道

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歴史作家である著者は、史実を検証し、自らの人生を語り、そして未来を予測する。
その高い視点は、生まれ育った神戸からはじまり、日本、中国、シルクロードを通って世界へと移り、とどまるところを知らない。
著者の深い洞察は私たちの幸福への道標となる。
この混迷の時代、人は何から生きる道を学ぶべきかを教えてくれる名エッセー集。

第1部 時代の風(為政者に求めるもの;“会ばやり”の世に思う;大帝国支えた語学の才能 ほか)
第2部 三燈随筆(扶桑と蓬莱;古い雑誌とその頁;日本人奴隷 ほか)
第3部 曼陀羅の山(ゆめのたたり;長崎の眼鏡橋;古地図 ほか)

著者紹介

陳舜臣[チンシュンシン]
1924年神戸生まれ。大阪外大印度語科卒。61年「枯草の根」で江戸川乱歩賞、69年「青玉獅子香炉」で直木賞受賞

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