七福神の災難―赤毛侍幻九郎

七福神の災難―赤毛侍幻九郎

詳細

養父に授けられた剣技により、奉行所の悪党退治を手伝うはめになった、赤尾幻九郎。
とはいうものの、奉行所からの応援要請もなく、愚痴をこぼしては、逗留先の旅篭「大倉屋」で風呂番にいそしむ毎日。
三助役までかって出たはいいが、初めての客は、小またの切れ上がった別嬪。
そのうえ、粋な弁財天の彫り物を背負っていた…。
幻九郎の恋わずらいに、頻発する押し込み事件。
そして、弁天を背負う謎の女の正体。
事件の顛末はいかに。

著者紹介

沖田正午[オキダショウゴ]
1949年埼玉県生まれ。埼玉県立与野高校卒。グラフィックデザイン、販促用ゲームデザイン、企画プランナーとして活躍後、2006年『丁半小僧武吉伝賽の目返し』で作家デビュー。ぬくもりのある軽妙なタッチが高く評価され、ファンを増やしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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